こんにちは。ゆずとです。今回はゴルフ歴がそろそろ２年経過しようとしている私の大きな課題の一つである右肩が突っ込む、開くがプロの指導の下、少しずつ改善されたので記録します。
同じような悩みを持っている方の参考になると嬉しいです。
１．右肩が「突っ込む・開く」とどういうミスになるのか
なぜ、右肩が開いてしまうスイングが悪いかというと、ミスが増えるからです。
右肩が前に突っ込む＝体が前に突っ込みます。そして体が前に突っ込むと「テンプラ」、クラブが遅れると「スライス」、スライスを回避しようとしてスイングを速くすることで「ひっかけ」のミスが発生しやすくなります。
右肩が開く⇒体（上体）が突っ込む⇒アウトサイドインの軌道になる⇒ミスの大きな原因となる。
上記のような構造のため、右肩が突っ込んだり、開いたりするのは直す必要があります。
２．なぜ右肩が前に出てしまうのか
理由は２つあります。１つ目は体の使い方を分かっていないこと。体の使い方については次章以降で解説していきます。
２つ目は意識の問題です。私は右肩が突っ込むのは右足から左足に体重を移動しよう、腰を回そうと間違った「意識」強く持っていたため、中々右肩の突っ込みが直りませんでした。
右肩が出てしまう方は一度腰を回すという意識が強すぎる場合がありますので、一度、腰を自分から回す意識を忘れて次章からの説明を読んでいただければと思います。
３．右肩が突っ込んでしまう修正方法（体の回転について）
右肩が突っ込んでしまう方は必要以上に体の回転を意識しています。そこで次の２点を意識して素振りをしてみてください。
①バックスイングから軸（もしくは頭）を動かさずにアドレスの位置までクラブが戻るように素振り。
②①の際に、できるだけ体の近くをクラブが通るような軌道でアドレスの位置まで戻す。
どうでしょうか。①②ができたらフィニッシュまで素振りをしてみてください。このようにスイングすると体の回転を強く意識しなくてもアドレスの位置までクラブが戻り、肩が普段により縦に回転しているように感じませんか？
最初は違和感があるとは思いますが、これがゴルフのスイングです。
私はテニスをやっていたので、体の回転を意識しすぎて肩が地面と平行に回りやすいのですが、ゴルフは止まっているボールを打つ「型のスポーツ」と言われているので、体の回転を使って飛ばすイメージよりもアドレスの状態に戻すことでボールが飛ぶという感覚を持つ方がよいです。
実際に飛ばすイメージがなくてもゴルフは十分な飛距離が出ます。
なお、グリップが体の近くを通るような軌道を意識するのは、グリップが体の遠くを通ると右肩が前に出やすいからです。
一方でスイング中は遠心力が加わり、クラブが体から離れやすいので最初はゆっくりのスイングでいので体の近くを通す意識とイメージを体にしみこませるといいと思います。
４．右肩が突っ込んでしまう修正方法（体重移動について）
体重移動と聞くと自分で体を捻ったり、動かして行うと考える方が多いと思います。実際は私もそうでした。しかし、自分で体重移動をしよう意識をしすぎると、突っ込みや肩が開きやすくなります。
しかし、体重移動をすることでボールをより前に飛ばすことができるので肩が開かないように体重移動する方法をここでマスターしましょう。
まずは、体重移動の考え方ですが
体重移動は自分で行うもの⇒体重移動の初動（きっかけ作り）は自分＋その後の動きはクラブに任せる
と考えましょう。
（１）クラブによる体重移動
クラブで体重移動といわれてもピンとこない方も多いと思いますので、まずはクラブによって体重移動ができることを感じてもらうため次の動きをしてみてください。
①アドレスからバックスイングを行い、体重が右足に乗っている状態を作る。
②バックスイングの状態からクラブのグリップを自分の右腰骨のあたりまでおろす。
………どうでしょうか。
ただクラブの位置を下げただけなのに右足にかかっていた体重が少し左に移動してませんか？
これがクラブを使った体重移動となります。このクラブを使った体重移動ができるようになると自分の力を使って体重移動する必要がなくなります。
【ポイント】
クラブを下げようとするあまり、手で強引にクラブを下げてしまうと、体重移動が十分にできない場合があります。
そのため、クラブを下げるきっかけは左足への踏み込みで作るようにしましょう。（２）の動きも試してしてみてください。
（２）体重移動のきっかけ（初動）づくり
クラブの重さを使って体重移動することが右肩が前に出ない大きなポイントですが、右肩をクラブで降ろしてしまうと失敗します。では、どのようにクラブを下ろしていくかというと「左足を軽く踏み込むことでクラブを下ろす」が大事になります。
具体的には
①アドレスからバックスイングを行い、右足に十分体重が乗っている状態にする。
②①の状態から頭を動かさずに左足で軽く踏み込む（私は左足のかかとに体重の少し載せるイメージです）
※ここで左足で軽く踏み込めない場合はバックスイング時の捻転が浅い、スウェーしている可能性があります。こちらも重要な動作ですので、踏み込みができない場合はできているか確認してみてください。
を行います。まずは意識しながらゆっくり素振りをしてみてください。
左足を軽く踏み込むと、少しゴルフクラブが下がりませんか？これのクラブが下がったことをきっかけにしてゴルフクラブを使った体重移動をします。足の体重移動はこれ以上行う必要はありません。左足の壁が壊れないよう、自ら回転しないことでクラブの動きが加速してボールを遠くに飛ばしてくれます。
５．まとめ
右肩が前に出ないようにするために心掛けることは大きく２点です。
【ポイント】
①体重移動のきっかけは左足に体重を戻すことで作るが、その後は自ら体を回すのではなく、クラブの重みで体重移動をする
②スイング時はできるだけグリップが体の近くを通るように意識する。
いかがでしたでしょうか。私はこの意識を持って練習することでずいぶんと右肩が出てしまうフォームを改善することができました。
ゴルフの上達は試行錯誤が必要です。３歩進んで２歩下がるようなこともしばしばありますが、右肩が出るフォームは上達を妨げるのは間違いありません。
早いうちに是非改善できるよう練習していきましょう。
今回は以上です。
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