ゴルフを最近始めたけど「スライスがすごいかかってしまう」「グリップに正しいグリップの握りがわからない」という悩みありませんか?
私もゴルフを初めてまもなく2年。毎週1回は打ちっぱなしにいっているのでラウンドのスコアを見ても着実に成長しているのは一目瞭然です。
でもOBしない程度のスライス珠がよく出ていたので困っていました。
そこでもう一度基本に戻り、グリップから見直したらスライス回転がかかりにくくなって調子があがりました。
数を打つことを意識して最初に教わった基本を忘れかけているなと思ったので今回は「グリップ」について少し掘り下げていこうと思います。
1.前提:グリップの種類(3種類)
グリップには大きく分けて3種類あります。
・ウィークグリップ ⇒ 左手の手の甲が打ち出し方向を向いているグリップ。包丁握りに近いので初心者でも違和感なく握れるけど、スライスが出やすい。プロでもほとんどいない。
・ストロンググリップ ⇒ 左手の甲が上を向いているグリップ。ウィークグリップに比べてスライスが出にくいが普段使うような動きではないので最初はグリップに違和感を感じる。
・スクエアグリップ ⇒ ウィークグリップとストロンググリップのちょうど中間の位置づけ。
この中で今回はおすすめの「ストロンググリップ」について掘り下げます。
2.初心者グリップの最適解が「ストロンググリップ」の理由
冒頭にも書きましたが、読者のみなさんもスライスに悩んでいるからこの記事を見てくれているのだと思います。安心してください。初心者ゴルファーの悩みの9割以上が「球がスライスする」です。初心者でボールが捕まり過ぎてフックが悩みですという方はそう多くないです。
そのため、グリップはまずストロンググリップで練習しましょう。となるのです。
ストロンググリップの大きな特徴は
・フェース面が開きにくいためスライス防止になる
・番手が上がるほど(長いクラブほど)打ちやすい
・フェース面が開きにくいので力を伝えやすく飛距離アップにつながる
という大きなメリットがあるのでストロンググリップを勧めています。
メリットがあるということはデメリットもあるが、ストロンググリップに関してはメリットのほうが圧倒的に多いので最初はデメリットは考えないで問題ないです。
3.ストロンググリップの握り
ストロンググリップで握る場合、意識してほしいチェックポイントが2つあります。分かりやすいように写真付きで解説していきたいと思います。
(1)指の付け根の山
以下の写真を見ていただきたいのですが、指の付け根の山になっている部分がアドレスをしたときにどれくらい目視できるかでグリップの種類が把握できます。下の写真は目線がから山が2.5個見えるのでストロンググリップとなっていることがわかります。
ちなみに、、
指の付け根の山が1~1.5個確認できる ⇒ ウィークグリップ
指の付け根の山が2個確認できる ⇒ スクエアグリップ
指の付け根の山が2.5~3個確認できる ⇒ ストロンググリップ
です。自分で確認できることですのでグリップは1回1回丁寧に確認する必要があります。
(2)左手の親指と人差し指の間のライン
左手の親指と人差し指はアドレス時のグリップではくっついていますが、その親指と人差し指の間のラインの向きが2つ目のポイントです。
下の写真のようにこのライン右肩方向を向いていていることがストロンググリップで握る条件になります。
この赤いラインが顔に近づき縦になるにつれてスクエアグリップ⇒ウィークグリップへとなっていきます。このポイントもチェックする必要があります。
4.ワンポイントアドバイス
ストロンググリップは最初はすごい違和感があります。数を多く打てば慣れて、徐々に違和感がなるなりますが、最初は、これであってるの?と疑いたくなるくらい違和感ありです。
そのため、必ず毎回グリップを確認してから打ってください。グリップがおざなりになって打つ10球より、グリップを意識して打った1球の方が実際にラウンドを回った際に役立ちます。
最初は、早くボールを打ちたいと気持ちが急ぐのはよくわかりますが、そこをこらえて1回、1回アドレス、グリップを丁寧に確認することが上達の近道です。
ゴルフは打つ前までの準備で上手いか下手かも分かるそうです。ゴルフにも色な理論がありますがまずはグリップから自分のものにしていくのがベターです。
5.まとめ(グリップは大切)
というわけでグリップの大切さを理解いただけたかと思います。私自身もグリップは意識しないとウィークグリップになりがちなので改めて日々練習で意識したいと思って執筆しました。
皆さんのゴルフが少しでも上達しますように。
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