【100切りラウンド】ドライバーの方向性がよくなり、ミスを減らせた方法を解説します

ゴルフ

こんにちは。テンです。今回はドライバーの方向性が良くなり、ラウンドでのミスが少なくなった方法について解説していきます。
普段の打ちっぱなしの練習ではうまく飛ばせているがラウンドでドライバーのミスが多くなってしまう方はもしかしたら同じ原因かもしれないので最後まで読んでみてください。

1.【結論】ミスを減らすために実践したこと

結論から申し上げるとアドレス時の向いている方向を修正することでラウンド中のドライバーのミスが80%ほど減り、練習場で打っている球と同等の軌道で打つことができるようになりました。

2.【経緯】ラウンドと練習場で打てるボールの落差

ゴルフの打ちっぱなしでは模擬コースを想定して練習しても、大きなミス(OBや1ペナ)にはならないような軌道のボールが打てていますが、ラウンドに行くと毎回ドライバーはスライスで右のOBに吸い込まれていきます。これならOBでもボールにあたったらまだ良い方で、最悪の場合、チョロになって100ヤードも転がりません。
練習場ではどちらかというと、フックになるミスが多いのでラウンドでは練習場とも違うミスが出ています。そのため練習場で一生懸命球を打ってもラウンドでは違うミスが出るので練習の成果が得られないという状況が続き、とても悩んでいました。

3.【経緯】レッスンでのプロによるアドバイス

私は定期的にレッスンに通っていて、プロにアドバイスをもらっているのですが、コースで指導していただいているわけではありませんでした。そのため、今まで自分のアドレスの向きが悪いということは考えたことがありませんでした。
しかし、あまりにもドライバーのミスが多かったのである時、ラウンド中のミスショットの動画をいくつかレッスンプロに見ていただきました。そこで、「アドレスの向きが悪い」と指摘いただきラウンド中のミスの大きな原因を突き止めることができました。

【参考】
私が今までどのような向きで打っていたかが分かる写真を掲載します。
上が改善前のラウンドの写真で、下アドレスの向きを意識した練習の写真です。実際はカメラの向き(上の写真はボールの真後ろにカメラがある)も関係するためラウンド中も写真ほど極端に足が右を向いているわけではないですが、カメラの位置を除いても、アドレス時に少し右を向いていることが容易に想像できると思います。ゴルフは数センチ、数ミリの違いが結果を大きく分けてしまうスポーツです。このアドレスの向きの差はとても大きいと感じています。

4.【練習】練習とラウンドは何が違うのか。

練習ではできるけど、試合になるとできなくなってしまうことは誰しも経験があると思いますが、私もその一人でした。
今回の場合、練習とラウンドの大きな差は
(1)練習場はマットの切れ目で自分の立ち位置や方向性が確認できるので自然とアドレスの方向がマットの向きと重なるためアドレスの向きを強く意識する機会が少ない。
(2)ラウンドは景色が都度異なるので、毎回目標物が異なるため照準を合わせにくい。また景色によっては右に飛ばしたくない、左に飛ばしたくないなどいつもよりミスを意識してしまうので景色に引っ張られて正しい方向にアドレスできない。
この2点が練習場とラウンドでの大きさなとなっています。

5.【練習方法】正しい向きでアドレスを行うには?

結論からいうと毎回丁寧に「意識する」しかないです。しかし、セルフチェックができるポイントをプロに教わりましたのでお伝えします。

(1)アドレスの向きを「つま先」ではなく「かかと」のラインで確認する。
⇒つま先を両方とも平行にしてスタンスをしている方であればつま先で合わせてもよいのですが、多くの方は左足のつま先が少し外側を向いています。つま先が外を向いている場合、つま先で方向を合わせてしまうと、左足のかかとが前に出るので立ったときの左足と右足のラインが想定よりも右方向をになります。また左肩が前に出てるので様々なミスを誘発してしまいます。
そのため「左右のかかとを結んだ線がどの方向を向いているか」確認することでアドレスの方向を修正することができます。


(2)アドレスの前にフェースを合わせる目標と目線を合わせる目標の2つを決める。
⇒アドレス時、クラブのフェースと自分の目は離れています。そのためフェースの目標と、目線の目標は本来は違うはずです。この目標が同じ(一般的にはフェースの目標に自分の目も合わせてしまう)。になってしまうと、目線は右斜め前になり、正面を見ていないことになります。そのためイメージよりも右方向を向いてしまう要因になります。
(解決方法)
多くの方がアドレスの前にフェースの方向を定めるためにボールの後ろに立って目標を確認するとおもいますが、この時にフェースの向く方向と目線をあわせる方向の2つを確認します。
アドレスした際にフェースの目標を合わせた後、目線の目標も合わせることで、正しい目標設定ができます。

(3)意外と自分の左側が見えることを認識する。
⇒右を向きがちな方が改めて、正しいアドレスをすると、思ったよりも左の景色が視界に入ります。
ラウンド時を思い出してほしいのですが、初心者はスライスしてもボールが残るようにアドレスしがちです。そうすると逆に、左側のOBが浅くなるため左にボールが曲がらないようにするため、無意識に左側が見えないようにアドレスをしていませんでしょうか。私は思い当たる節がありました。
(解決方法)
・練習場で足の向き(両足のかかとを結んだ方向)、目線の方向を丁寧に合わせてアドレスをし、その時に見える景色(左側がどれくらい見えているか)を確認する。どの角度まで見えているのかを覚えておくと良いと思います。また練習時はクラブなどで補助線を引いて合わせて見るとことをおすすめします。
・ラウンドでは景色に惑わされずに自分が練習場と同じくらい左側が見えているかをアドレス時に確認する。見えていない場合は左足が前方向に出てしまい、右を向いている可能性が大きいので修正する。
・左へのミスをこわがらずずにスイングする。

6.アドレスの向きについて知っておいてほしいこと。

次のことも覚えておくとアドレスの重要性を再認識できます。
・初心者の多くは右方向を向いている傾向が強い
・ゴルフのスコアはアドレスを見ればおおよそ分かると言われるほどスコアを左右する。打ちっぱなしに行くと、打った球筋を気にしがちだが、アドレスも意識してほしい。
・プロゴルファーでもアドレスの向きはコーチやトレーナーに定期的に見てもらい調整をしている。正しい方向を向くことはプロでも難しく、定期的に見てもらわないとずれてしまう。
・自分意識と実際に向いている方向は意識しないとズレてしまう。

7.まとめ

私もゴルファーとしての歴は3年程度で、コースに行く回数も経験も浅く、まだ駆け出しゴルファーですが、ドライバーに関しては上記を徹底して練習、ラウンドをすることで、90前後のスコアの方と同程度のドライバーを飛ばすことができています(前回は14ホールドライバーで打って、13打コースに残りました。コースに残った球の半分程度はフェアウェイでした)。

もし、私と同じように練習ではうまく打てているのに、コースにいった途端にうまくいかなくなる場合はアドレスの向きが狂ってしまっているのかもしれません。
今一度基本に立ち戻ってアドレスをから確認されてはいかがでしょうか。

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