こんにちは。ゆずとです。
ゴルフ歴が１年半、ベストはまだ111と絶賛練習中のですが、逆に初心者がつまずくポイントを経験してきているので、自分のフォームの改善履歴としてつまずいたポイントを記録していきます。
今回は、私の最初のつまづきポイントの「ゴルフで頭を残す」です。レッスンを受けていると同じような指摘を受けている方が結構いるので初心者の最初のつまずきポイントのようですので有意義な記事になるかと思います。
※週１回プロからレッスンを受け、教わった指導内容ですので安心して読み進めてください。
（１）ゴルフで「頭を動かさない」は正しいのか
いきなり核心に迫るような内容ですが、結論から言うと、ダウンスイング時については表現として「残す」がしっくりきますが、テイクバックまでに関しては結果的に動いていないだけで、頭を動かさないを意識するとミスやイメージの誤差が生まれるので、「頭を動かさない」を意識するのはおすすめできないです。
（２）テイクバック時に「頭を動かさない」を意識しない
この疑問を解消するためにまずは、石川遼選手の動画を見てください。
どうでしょうか。テイクバック時に頭が動いているようにも動いていないようにも見たとような気がして、よくわからなくないですか？
解説すると、「頭はその場から動いてはいないがテイクバックの体の動きにつられてその場で回転している」が説明としては一番伝わりやすいかと思います。
もう一度、スロー動画を見てみてください。動画を見るポイントとしては①石川選手の頭の動き（後ろの背景と見比べるとわかりやすいです。②石川選手の目の向きです。
いかがでした？
①の頭の動きに関しては、ほとんど同じ位置にあります。一方で②の目の向きですが、動いていませんか？石川選手はボール方向を見続けていますが、目の向きはテイクバックで肩を入れる際に、右斜に傾方向を向きます（目の向きは右斜に傾いてもボールは見ています）。ここが大きなポイントです！
（３）テイクバック時に頭を動かすを意識するとどうなるのか
（２）のパートは丁寧に説明しました。なぜ丁寧に説明したかというと、動画で人のフォームを見るのと、実際にやってみるのは感覚が大きく異なるからです。
具体的に説明します。
動画を見ると確かに頭が動いていなことが確認できましたよね。一方で石川選手の目の向きは右下に移動していたと思います。ということはここで正しい目の向きはテイクバックするつれて少し右下の方に移動することであり、その場で頭を固定して動かさないことではないのです。
そのため、実際に自分でやって見る頭の場所は変えずにテイクバックに応じて自然に頭も少し回転させてください。そして、目線が少し動くことを感じてみてください。
鏡の前で素振りして、頭の位置はほとんど動かないけど、目線が動くテイクバックを確認してみることをおすすめします。
（４）【参考】頭を固定した場合テイクバックはどうなるのか。
極端にやりましたが、次のようなテイクバックになることが多いです。
頭の固定を意識するとこのように、頭が逆に前に動いてしまうのです。
実は私も、ゴルフを始めた当初「頭は動かさないものである」との情報を鵜呑みにしていたのでこのような形のテイクバックをしていました。
このフォームの何が悪いかというとテイクバックの時点で頭が前に突っ込んでしまっていることです。ゴルフはボールより頭が前にあると正しいスイングができません。「ビハインド・ザ・ボール」の形ができないからです。そのため、このようなテイクバックになった時点で失敗しています。
ちなみにこの頭を固定して打っている方は初心者でとても多いようです。レッスンでは私の妻も言われていましたし、他の受講生にコーチがこの説明をするシーンをよく見ています。そのため初心者の方が序盤でハマるゴルフフォームの悪い例のようです。
（５）まとめ
いかがでしたでしょうか。もし頭を固定して打っていたり、自分の動画を見て悪い例のフォームになっているようであれば、修正することを強くおすすめします。レッスンで教わっている私も自分で理解しちて治すのに相当な時間がかかったのを覚えていますが、ゴルフが上達するには避けて通れない課題だと思いますので初心者のチェックポイントとして確認しててほしいです。
また、ゴルフはプロになっても自分のフォームをコーチに見てもらって修正する必要があるほど、自分ではフォームの悪いところが分からないスポーツです。
もし、金銭的に余裕がある場合や、素早く上達したい場合はプロの指導を定期的に受けたほうがいいと思います。
皆さんのゴルフが上達しますように。
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