こんにちは。僕は左利きですが、ゴルフを右で始めたこともあり手の感覚が分からず中々上達できていませんでしたが、ゴルフ歴2年を目前としたタイミングで120前後だったスコアが一気に上昇し108の壁を超えたので僕が大切だと思うことを記事にまとめました。
同じようなスコア120前後で止まっている方や108の壁が超えられない方の参考になればと思います。
1.108の壁とは
大前提となりますが108の壁とは何かを解説します。ある程度ゴルフをプレーしている方は知っていると思いますが108とは1ラウンドをすべてダブルボギー(以下Wボギー)で回った場合のスコアになります。
120前後の次は、100切りを意識する方が多いと思いますが、その前に立ちはだかる壁です。120前後のスコアの方が次に目指すスコアになるかと思います。
2.実際に108を切った時のスコア
私が初めて108を切った時のスコアは107でした。コースは佐野GCで具体的なスコアは以下のとおりでした。
・パー 3回
・ボギー 3回
・Wボギー 8回
・+3 2回
・+5 2回
合計:107
ギリギリではありましたが、練習の成果が出てとても嬉しかったです。
次章からは120前後でストップしていたスコアがここに来てなぜ伸びたかをラウンド中の意識・考えかたの観点から自分なりに考察していきたいと思います
3.120⇒108切り達成時に意識したこと(技術編)
今回、ラウンドを回るときに意識したことはクラブごとに異なります。
(1)ドライバー
僕は初心者の例に漏れずスライス(プッシュスライス)しやすいため、ボールをなんとか残し、2打目を打てることを一番重要視しました。自分がどのくらい曲がってしまうかは練習で把握しているので、計算してかなり左向きにアドレスをしました。景色がコースに沿ってないので最初は違和感もありますが、なんとかボールを残すということを強く意識しました。コツは景色を意識しすぎないこと、ターゲットを決めることです。
(2)アイアン
ドライバーの後、グリーン手前までのショットで意識したのは「無理して打数を縮めようとしない」、「安全策を取る」です。今まではライが悪くてもクラブを振ってシャンクやトップして更に状況を悪くしたり、下手したらOBになることもありましたが、今回はそのようなことがないように距離よりも安全性を重視しました。
例えばライが悪い場合はアイアンの番手を落とす、クラブを短く持つ、ハーフスイングで打つを心がけました。どれも万全の状態のフルスイングのような飛びはしませんが、7割程度の飛距離が出て、リスクが小さくなるイメージです。僕のめざしていたのはあくまでダブルボギーなので、シングルプレーヤーが狙うようなショットをする必要はないのです。
(3)アプローチ
アプローチで意識したのは1回でとにかくグリーンに乗せることです。アプローチはまだ基礎の練習中でピンに絡むようなショットをするのは到底無理です。そのためアプローチは1回でどこでもいいからグリーンに乗せることを意識しました。
技術的な意識ではとにかく芝を触ることを意識しました。アプローチはトップしてソールに当たることが一番怖いので、ダフってもいいからとにかく芝を触る意識です。その効果あってか、1オンするホールが格段に増えて、アプローチの打数が減ってスコアが以前より安定しました。
逆にアプローチでトップしてしまったホールはスコアを大きく崩しているので、いかにアプローチがスコアを左右するかも痛感しました。
(4)パター
パターで一番意識したのは「ビビらない」ことです。パターは基本上りから打つことが多いですが、僕はいつもショートしていました。ショートしていてはいつまで立っても上達しないので、上りのパターは勇気を持ってイメージよりも強く打つことを意識しました。パターに関してはこの意識が功を奏したホールがいくつかありました。
4.120⇒108切りを目指した際の考え方の変化
120あたりでスコアが停滞している方は僕と同様に考え方を少し変えるだけでスコアが伸びる可能性があると思います。僕が108切りを目指すうえで考えていたことを紹介します。
(1)過去のデータから1ラウンドのスコアメイクをする
108を切るまでに私は10回程度ラウンドに行きました。その中で自分は1Rプレーするとパーが1~2回、ボギーが2~4回程度取れること、+3以上も4回程度出してしまうことが分かってきました。その結果がスコア120~130でした。
そのため、私はWボギー=パーだと思ってラウンドを回ることで実力以上のプレーは望まないけどWボギーは狙っていくゴルフを心掛けました。
また、ラウンドで数回はパー、ボギーが取れることも分かっていたのでミスをしたホールは無理にWボギーは狙わないで連続して大ミスをしないゴルフを心掛けました(私の場合、ミスを取り返そうと考えると余計に次のミスを誘発してスコアを崩すことが多かったです)。
(2)過去のデータから自分のミスパターンを考える
数回ラウンドを回れば自分がどのようなミスが多いのかは分かってくると思います。そのミスの中には考え方を変えるだけで防げるミスがある場合があります。私の場合、考え方を変えるだけで防げるミスが3つありました。
・ミスした時、次の1打でミスを取り返そうとするケース
・ライが悪いのにフルスイングしようとする時
・ショットに対して自分の実力以上を期待する時
これらは自分の意識を少し変化させることで防げます。
・ミスした時、次の1打でミスを取り返そうとするケース
⇒ミスした分のスコアが悪くなることを受け入れた上でどんなショットを打つかを考える。
・ライや芝のが悪いのにフルスイングしようとする時
⇒その状況で確実に打てるクラブ、スイング幅で打つよう心掛ける。意外とハーフスイングでもボールは前に飛ぶことも分かってくると思います。
・ショットに対して自分の実力以上を期待する時
⇒前のホールがうまくいったときに起こりがちです。あくまで自分はWボギー狙いであることを確認してからプレーに入る
5.まとめ
以上が私の120⇒108にスコアを伸ばす際に意識していたことと考え方の変化です。技術の上達はもちろん必要ですが、時間がかかります。一方で意識や考え方はその気になれば簡単に変えられます。場合によっては僕のように一気にスコアを縮めることもできるかもしれないので僕の考えていたことも参考にしつつ、アレンジしてラウンドを回って頂けるとよいかなと思います。
僕もまだ100切りの実力はないのでしばらくは108を目指しつつ、腕を上げていきたいと思います。
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