こんにちは。ユズトです。
今回は、「ゴルフ始めたけど、打ったボールが全部右側に曲がっていく(スライス、カットしていく)よ、、。何から直していけばいいかわからない。初心者がスライスを直すためにどういう練習をしていけばいいのさ。。と思っている方に向けて解説していきたいと思います。
この記事を書いている僕は、記事を書いている現在、1年半程度プロからレッスンを毎週のように受けており、最近スライスを直すコツがわかり、アイアン、ドライバーともに少しずつまっすぐに飛ばせるようになってきました。
そのため本記事は初心者向けかつ自身の記録用に作成しています。初心者だった僕がプロのレッスンを受けてスライスを修正できておりますので記事の信ぴょう性は◎です。
1.スライス軌道とは?
まず、ゴルフの軌道は大きく分けて
・スライス
・フェード
・フック
・ドロー
の4種類に分けることができます。
簡単に説明すると、「スライス」「フェード」は打った打球が右側に曲がっていく球筋のことを言います。大きな違いは、曲がる量とタイミングです。
どこまでがフェードでどこからがスライスという明確な答えはないのですが、「スライス」は打ち出してからすぐに右に曲がり始めるため、大きく曲がります。コントロールが効かなく、ラウンドではOBになりやすいのでミスショットとして認識されます。
一方で、フェードは軌道は右側に曲がっていく球筋ですが、基本的には狙った方向に飛んでいき、軌道の後半からやや右側に曲がっていく軌道のことを言います。もちろん曲がり幅はスライスに比べて少ないので計算してフェードボールを打つことができるのでフェードを持ち球としているゴルファーもいます。
フックとドローの関係もスライスとフェードの関係と同じです。
フックは打ち出してから左に曲がり始めるため、大きく曲がります。コントロールが効かなく、OBが出やすく、プロが一番嫌がる軌道です。
一方でドローボールは左側に曲がっていく球筋ですが、基本的には狙った方向に飛んでいき、軌道の後半からやや左側に曲がっていく軌道のことを言います。もちろん曲がり幅はフックに比べて少ないです。ドローボールは飛びやすく、ランも出やすいのでドライバーの持ち球としている人が多いです。
2.初心者はなぜ、スライス軌道になりやすいのか
まず、初心者のミスでなぜスライスが多いのかというとそもそもクラブは一本の棒から飛び出してフェースがあることで重心が持ち手の延長上にないため、スライスしやすい構造になっているからです。
一度クラブを軽く握って手で振り子を作ってみてください。スイング方向(右⇒左)に動くとき、時計回りにクラブないしは手首が回ってしまうのがわかると思います。この時にスイングをボール鵜を打つ地点で止めてみるとフェースが開いています。これがゴルフでスライスが出やすい大きな理由になります。
スライスしやすい人が改善に取り組むために重要なのは以下の3点です。僕も実際にこれらについて取り組んで右に曲がりまくるスライス回転をゴルフでスコアがまとまるレベルのフェード(またはストレート)にすることができました。スライス回転の原因はゴルファーによって様々ですが、まずはこの点がクリアできているかを確認するのは価値ありです。
・アドレスの改善(難易度:☆)
・グリップの改善(難易度:☆☆)
・体重移動の改善(難易度:☆☆☆☆)
(1)アドレスの改善
一番簡単なのはアドレスの改善です。
アドレスにはスライスしやすいアドレスがあります。
それはアドレス時に右肩が前に出ているアドレスです。本来ゴルフのアドレスは目標に対して両足と両肩を平行にする必要があります。しかし、初心者はグリップの握り方を確認したり、目標方向を確認したりしているうちにどんどん右肩が左肩より前になってきて方が飛球戦より左を向いてしまします。
肩が飛球線より左方向を向いていると最初から体が開いた状態でアドレスしていることになます。
このような方のスライスは「アウトサイドイン」軌道が原因でスライスになっていますw。
初心者のスライス回転の修正はいかにこの「アウトサイドイン」の軌道を修正するかが大きなポイントの一つとなっています。
※アウトサイドイン軌道については、こちらの記事をご確認ください(外部リング)
(2)グリップの改善
グリップは握り方によって「ストロング」「スクエア」「ウィーク」グリップと3種類に大別できるのですが、初心者が一番手になじむ、しっくりくる握り方はウィークグリップになります。一方で一番スライスになりやすいグリップがウィークグリップなのです。
ウィークグリップが原因でスライスになってしまう方は「クラブフェースが開いてヒットしている」がスライスの原因です。
ではグリップの握りどれがよいのかというと「ストロンググリップ」となります。プロの場合スクエアグリップの選手も数多くいますが、初心者の場合、スライスで悩む方が80%いると言われていますので一番スライスが出にくいストロンググリップが望ましいです。
特に野球とか、テニスの経験者はウィークグリップは手になじみやすいと思います。私もテニス経験者でしたので、ウィークグリップが一番手になじみやすく、ストロンググリップが一番違和感のあるグリップでした。そのため、グリップはかなり意識をして取り組みました。ですが、グリップをストロンググリップに修正することを意識したことは正解でした。これグリップの修正でゴルフのレベルが1ランク上がったのは間違いありません。
肝心のストロンググリップの握り方は以下のブログで詳しく説明していますので見てみてください。
(3)体重移動の改善
体重移動はゴルフをやっていて奥が深い感じる部分の1つですので今回はシンプルに
・体重が右足に残ってしまいスライスになるパターン
について考えていきます。
体重が右足に残る人は、ボールを打つ際に肩を開きやすい⇒方が開くとフェースも開く⇒開いたフェースでボールをとらえる⇒スライスになる
のパターンでスライスになります。ドライバーで右足に体重を残した打ち方をすると大スライスになるためOB必至のため、フォームを修正する必要があります。
具体的にはフィニッシュ時に左足に体重が8割以上乗っている形でピタッと止まれるようにフィニッシュの練習をします。
(4)体重移動の改善(練習方法)
ここでの体重移動の完成形は「左足に体重が乗った状態でピタッと止まって3秒間フィニッシュの形をとることができる」です。
※私もそうでしたがフィニッシュが取れただけで体重移動の全てが完璧になったわけではありませんが、少なくてもスライスの量が減りますので上達に一歩前進しますし、スコアもよくなると思います。
練習方法①
テイクバック時に左足を浮かせて(つま先を地面につけ、他を浮かせて)、ダウンスイング直前に左足を踏み込む練習。
ポイントは体の捻転をしっかり作り、「これ以上回らない」という姿勢にすること。体がこれ以上回らないというくらいに捻転ができれば元に戻ろうとする力が働くので、左足を踏み込んでスイングしやすくなります。
文章だと伝わりにくいので参考動画を添付します。
練習方法②
目をつぶりながら素振りする。
個人差ががるかもしれませんが目をつぶって素振りをすると余計な情報が入ってこないので、自分の体の軸がどこにあるのか、体重がどこにかかっているのかがよく分かります。
ポイントは
・ショートアイアンで行う
・手でクラブを振らないで重力と体の回転に任せる。
・体重の移動を感じながらスイングする。
・(最初は)振り子の原理でクラブをいったり来たりさせながら右から左に体重が移動する感覚を養う
・(最初は)ハーフスイングから始めるのもおすすめ。
これらを練習してまずは、打った後3秒間、立っていられるように練習してみてください。
体重移動についてはこれ以外にも課題が出てくると思いますが1つ、1つ潰して上達していくしかないと思っています。
3.まとめ
今回はスライスの悩みの基礎の基礎を記事にしてアウトプットしました。これらは私が通ってきた道であると同時にグループレッスンを受けている他の方も多くが指摘されている点です。
スライスはになる原因は1人、1人が異なりますし、複合的に絡み合っていることがほとんどです。
スライス回転で悩んでいる方は初心者が通ることが多い課題として本記事の内容を参考にしていただき、自分が当てはまっているのかを確認してもらえればと思います。
スライス強制練習は私も課題として多くの時間取り組んできたのでまた別記事にて次のレベルも書こうかと思っています。
皆さんよいゴルフライフを!
あわせて読んでほしい記事もご紹介します!
・【ゴルフ初心者向け】アドレスの基本と確認事項4つ(ポイントを絞って伝えます)。
・【ゴルフ初心者】30代から練習を始めた僕が108の壁を超えるまで(マインド編)
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